fc2ブログ
2009/11/23 (Mon) ラベルデザインコンテスト大賞受賞者平川さんにお話をお聞きしました

DSCF1073.jpg
芸術麦酒ネーミング&ラベルコンペティション2009、みごと大賞にかがやいた日大芸術学部デザイン学科の平川絵里子さんにお話をうかがいました。
taisyou.jpg
芸術麦酒ネーミング&ラベルコンペティション2009大賞受賞作品「HACHEY」

インタビュー内容の詳細は→
すぐ下のread moreをクリック・・・

平川:平川絵里子
芸術:芸術麦酒製造構想

ヒルサイドのイベント参加がきっかけ
芸術:このたびは芸術麦酒ラベルデザイン&ネーミングコンペティション2009の大賞受賞おめでとうございます。平川さんはご出身は?
平川:ありがとうございます。両親が館山生まれなので私も生まれは館山です。
芸術:横浜との関わりは?
平川:ちょくちょく行ってはいましたが、たくさん通ったのは、今回のY150のイベント(開国博ヒルサイドつながりの森)で山中さんのやっていた「みんなで作ろう私のマーク」というマークのデザイン作りの出展に参加したのがはじめてです。
芸術:ヒルサイドのイベントに参加した理由は?
平川:子どもと触れ合いたかったんです。現在、お絵かき教室でこどもに絵を教えています。芸術麦酒のラベルコンテストの応募作も子どもの絵がたくさん出ていましたよね。子どもの絵に勝てるとは思いませんでした。児童画がすごく好きなんです。雑な思いが何もなくって、ねらっていない感じの子どもの絵が選ばれると思っていました。山中さんと子どもたちのマークを考えてシールを作った時も本当におもしろかったです。
芸術:子どもの絵を生かしてマークに加工していましたね?
平川:はい。
芸術:山中さんとはどうやって知り合ったのですか?
平川:大学の助手の中島亜唯さんが横浜のヒルサイドの会場近くの中山出身で、ヒルサイドでエコキャップのアートのイベントに出展してる方とつながりがありました。で、その助手と山中さんがつながり、日大の学生がたくさん集まって、私もその一人でした。
DSCF1076.jpg

蜂を一番最初に作りました、紙を切って張って写真に撮って、そんな作風のシリーズに凝っています
芸術:今回の受賞作HACHEYですが、制作にかけた日数は?
平川:日を空けながらですが3日程度で作った記憶があります。
芸術:コンセプトはどんなものでしょうか?横浜を意識されたりされましたか?
平川:横浜・・・?というより、蜂を一番最初に作りました。普通の蜂の絵だとつまらないと思いましたが、私はこんな赤青黄といった配色がすごく好きなので色を工夫し作りました。赤も真っ赤ではつまらないので絵の具を混ぜたり、薄めたり、緑のところも筆で描くなど工夫しました。
芸術:使用している画材は何ですか?
平川:アクリルガッシュです。収納した時にくっつかなくてよいかなあと。
芸術:こういったにじんでいる感じも・・・。
平川:できるんですね。アクリルガッシュを薄めて使ってみました。紙にだーっと色を塗ってそれを切り抜いて形を作ってそれを写真に撮ってフォトショップに取り込んで、タイトルを入れてイラストレーターファイルやESP形式で保存しました。こういう作風に凝っていてその延長線上で制作しました。
芸術:紙に置いたということはもうこの、きり絵のような絵の原型はないのですか?
平川:はい。素材は残っているかもしれませんが。
芸術:切り取った紙を糊で張るような感じですか?
平川:今回は糊でちょっと張ったかもしれません。あ、蜂の足のところは張りました。足のところは、張らないとずれちゃうので。
芸術:軽く留めるという感じ?
平川:はい、軽く張って浮いているような感じが立体感も出て好きなので。他にもそんなやり方で作品を作っていてそのシリーズが続いています。
smallpict.jpg
芸術:個展などを開催されたりは?
平川:個展はないですけど、学校のグループ展には参加しています。

速達で受賞を知ってうそーってなりました
芸術:受賞を知ったのは?
平川:芸術麦酒さんから送っていただいた速達の封筒のお知らせで知りました。11月17日の火曜日の夜の8時ころだったです。家に帰って、最初は封筒を見てなんだろうって思って、審査会が18日に開催(実際は15日)だと思い込んでいて、「もう決まってたんだ、うそー」ってなって、両親と喜んでたんですけど。親はアートとかと関係ない職業なもんで、「何かだまされてるんじゃないの?」なんて言っていました。インターネットで芸術麦酒のブログを見て事実なんだって思いました。
芸術:平川さんの作品には住所だけで電話番号やメールアドレスの記載等がなかったので連絡がつくかなあ?と思って速達でお知らせしました。
平川:すいませんでした・・・。

抽象的な課題に学校では取り組んでいます
芸術:学校ではどんなことを学ばれているんですか?
平川:制作の授業がほとんどです。イラストや新しいデザインについて考える授業を取っているのですが、結構抽象的な課題が出ます。例えば「新しいお酒を考えなさい」とか、「面白いカレンダーを作りなさい」とか。いかに今までにないものを作ることができるかということを発想する授業です。この(胸に手をやり)アクセサリーも自分で造りました。カレンダーのネックレスで数字を付け替えることができるんです。本当は今日の日付もできるんですけど恥ずかしいので関係のない「3」の数字にしました。ぶっとんだものを作る人もいればグラフィック上で作る人もいます。みんなの作品のプレゼンテーションは面白いです。
芸術:担任の先生とかがいて、受賞の話をされたりは?
平川:助手さんと今日木村政司さんという教授に言いました。
芸術:なんと言われていました?
平川:助手さんからは「ほお、すごいじゃん」って。自分でもびっくりしていてまだ実感ないんです。本当に実感ないですねえ。
芸術:(審査会の会場となった)BankARTもまだ行かれていないとか?
平川:はい。今度是非行ってみたいです。
smallpict3.jpg

まだハチミツビールを飲んでいないので早くビール飲みたいです
芸術:ビールは飲まれます?
平川:はい。ざるです(笑)。
芸術:芸術麦酒も活動を開始してから6年になります。地ビールもいろんな人が造っていて、例えば厚木ビールの醸造長が造っていて顔が見える、今度は厚木ビールにラベルをデザインした平川さんが行き、お互い話をする。そんなことがすごく面白いですねえ。
平川:未知の世界です。ともかく、まだハチミツビールを飲んでいないので早くビール飲みたいです。
芸術:次回は厚木ビールの醸造長とも打ち合わせをしましょう。
平川:はい。厚木って遠いんですか?
芸術:小田急で1時間程度で着いちゃうんじゃないでしょうか?他にはお酒は?
平川:ワインと杏露酒(しんるーちゅ)。父もあまりお酒に執着がなくて発泡酒なんか飲んでいます。高いお酒は買ってこないです。みんなでワイワイやるときは飲みますけど普段はそんなに飲みません。
芸術:地ビールを出すバーやパブは行ったことあります?
平川:ないですねえ。
芸術:ビールも飲みだすと奥深いですよ。
平川:まだ味が分かってないんですね。
芸術:ビールごとに味も随分違います。今回のハチミツビールも、桜の時期に採ってきたハチミツを使っています。私たちも養蜂の手伝いに行ったらりしてビルの屋上で3万匹ぐらいのミツバチの世話をしました。ハチミツはなめるとサクラの香りがするハチミツなんですよ。
平川:へえー、おいしそう。
芸術:時期によってハチミツの色も香りも変わるんです。そんな違うハチミツでビールを造ったらおもしろいなあって話をしています。
平川:ビールは甘いんですか?
芸術:甘ったるくはないです。甘い香りがするっていう感じですね。職場の人でビールが苦手だという人もハチミツビールなら飲めました。
平川:いくらで販売するのですか?
芸術:まだわかりませんが500円か550円とかそのぐらいの値段になるのでは?って聞いています。少し地ビールは高めですね。
DSCF1079.jpg
芸術:もう少し作品について聞かせてください。この募集を知って何か調べたりされたのですか?
平川:子どもに絵を教えていますが、子どもって単純な絵を描きますよね。そういう絵を描いてみたいなと思って、ハチがハチミツを運んでいるところをデザインしました。太陽を描いて「太陽が動いてるよ!」って考えました。調べたのはハチの足がどこから出ているか?ってことです。インターネットで図鑑を探して調べました。図鑑を見てここに生えてるんだって・・・ハチを見ながら考えて、でもハチの実物とそっくりにしようとは考えなかったですね。お手伝いをしていた「ラベルを作ろう」という出展ブースから、芸術麦酒の出展ブースにもおじゃまして、ビールがいつできるか尋ねたんですよ。
芸術:コンペの作品募集のチラシをみてどうして応募してみようと思ったんですか?
平川:飲んでみたい、というのと、このチラシ自体がかわいいじゃないですか。やってみようかなと思い、チラシは8月の下旬にもらったのですが、9月の終わりごろから作り始めて、締切を9月の終わりと思い込んでいたのですけど10月までだって気づいて、3日ぐらいかけたでしょうか、完成しました。
芸術:制作をするのは夜?
平川:はい、夜、自宅で作りました。学校には持っていかず自宅で作りました。親は私がアートをやっていることにまるで興味がないみたいで、子どものときから普通に「勉強してるのかしら?」って高校の時からそんな感じでした。
芸術:先ほど紙に色を塗って切り抜くという話でしたがお部屋は・・・?
平川:ちらかっています。床に紙が散らばっていて、紙を袋に詰めておいてあります。切った後も紙は捨てていないというか、後でいろいろ利用できるかと思って捨てられなくて、今回のハチも残っているかもしれないです。
芸術:他の作品なども見せていただきたいですねえ。
平川:ヒルサイドのイベントでエコキャップのアートの出展がありました。エコキャップとポストカードを交換をしていて、ポストカードを刷ってきて、と言われて今回の作品のような絵のカードを提出しました。今度持ってきます。(本ブログに掲載しているのが平川さんから提供いただいたポストカードの絵です)
smallpict5.jpg
芸術:今日持ってるその大きな黒い箱は?
平川:日比谷のパティオでコンテナを置いた公園があってそこで学生たちがクリスマスのデコレーションのディスプレイを持って帰るっていう話があってそのために。
芸術:他にも今回のようなコンペに応募されたりとかは?
平川:あまりないです。コンペの応募を集中して行う授業もあるのですが私はバイトの関係もあってとっていません。
芸術:今回の受賞は学校のお友達などにも伝えたのですか?
平川:まだあまり。ものができてからと・・・。
芸術:実際に瓶にラベルが付いた製品ができるとみんなびっくりするかもしれませんね。
平川:すごいなあー。
芸術:ラベルのデザイン調整をこれからやりますけど、販促のポスターはビール会社や、ビアバーでほしいと言うだろうから平川さんがデザインしてくれると喜ばれると思いますよ。
平川:本当ですか?作ります。
芸術:できるだけ早く瓶の製品ができると良いですね、私たちも楽しみにしています。本日はどうもおいそがしいところありがとうございました。
平川:こちらこそありがとうございます。

(2009.11.21.池袋パルコ6Fカフェ アドレスにて)

HACHEY・ラベルコンペ | trackback(0) | comment(0) |


<<ラベルデザインコンペ公開審査会審査結果報告書です | TOP | BEER+DINING BAR vivo!さんでラベルデザインのチラシをみつかる >>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://artbeer.blog118.fc2.com/tb.php/477-98aa94cc

| TOP |

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

フリーエリア

リンク

このブログをリンクに追加する

FC2カウンター